« あの日の教室と新宿だんご | トップページ | U・RA・HA・RAルージュ »

2011年10月 9日 (日曜日)

Focusrite VRM BOX

R0015350

せめてリファレンス・ヘッドホンの指定でもあればもう少し信憑性はあったんだけど。。

締め切りまで時間の無い今、真夜中にヘッドホンのみで作業を続けるよりは聞き比べ候補の1つにはなるだろうと冗談半分で購入してみたVRMBOX。

いくつか聞き比べてみてこの製品の紹介文が頭をよぎる。

実際のインパルス・レスポンス?みたいな測定データを元に構成しているというのが売りなわけだけど、要するにスピーカーで鳴らした音をマイクで測定するわけで、その段階で既に生の音を聴いているのとは違うという当たり前のことに気づく(笑)

まさにこれを通して聴く音はスピーカーを鳴らしてるスタジオで収録したビデオの音声とか、ハンディレコーダーでスピーカーの鳴りを録った音という印象。

ただ、当初の目的である聞き比べの候補として、安いPC用のスピーカなどいろいろ用意して切り替える手間を考えれば十分にアリかなと思う。その場に居る音、スピーカー不要でミックスできるというのはちょこっと無理があるかもなぁ。

今度は測定にマイクではなくて人間の耳の特性をシミュレートした気持ち悪い装置を使わないと・・って思って紹介文を再度確認すると、"スピーカー・シミュレーションは、マサチューセッツ工科大学による“人間の耳を精密に再現した装置で測定したインパルス信号データ”をもとに行われます。"って書いてあった(笑)ってことは出力側のモデリングか、やはり完全に機種指定でこのヘッドホンを使えば実際の測定環境で10人中9人がヘッドホン着けても外しても全く同じ音だった!みたいな状態を作れば良いのかな、、耳装置の精度の問題はどうかとか・・果てしない。基本的にどのモデルに切り替えても妙なところにピークが立っててフェイザーをかけたような、レゾナンスが強調された感じになるのは測定器の特性かな、、

1473878

※Focusrite社のページより拝借
あれ、、イメージ画像なのかもしれんけど、やっぱ普通に測定マイクやん(笑)



付属の箱は小さなUSB DACとしてVRM機能をオフにしても使えるし、SPDI/Fをヘッドホン出力に変換する装置として十分に使えるものなので、ボーカル録音時に歌い手と別のソースをモニターしたい場合などに活用できる。値段的にはそれで十分。

(追記)2012年1月のアップデートでASIOに対応したみたいで、ホテルなどで曲を作る際に非常に便利なポケットインターフェースになりました。あと、モデリングの正確さに関しては相変わらず疑問ではあり、VRMををオンにした状態で音楽をずっと聴いていたいと思えるものではないのだが、"ヘッドホンでミックスを完了してスピーカに切り替えた際の明らかな違和感"は確かにシミュレートできていることもわかったので、癖を掴めばそういった違和感を潰していく道具として十分に使用できそう。VRMオフでヘッドホンミックスをして、オンで確認と何度も切り替える。これに慣れれば確かにモニタースピーカ不要でミックス完成しても大丈夫かも。

|

« あの日の教室と新宿だんご | トップページ | U・RA・HA・RAルージュ »

音楽」カテゴリの記事